身切り発射

カードとゲームとカードゲームと。

【シャドウバース】「アドバンテージって、何?」

 

流行りに乗ってシャドウバースを初めてみたものの、「最近なかなか勝てなくなった」とか、「みんなの言ってることが理解できねぇ!」って言ってる人をよく見かけるようになりました。

なので、かわいいキャラに釣られて始めた初心者の方たちがもっと楽しめるように、いろんなこと書いていきます。

 

アドバンテージってなんなのか?

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カードゲーマー達が日常的に口にする”アドバンテージ”という言葉、略してアドと呼ばれることも多々あります。

この言葉の意味、実はカードゲームをやったことない人に理解してもらうのはちょっと難しいです。

ですがこの記事を読んでいる方はシャドバを多少なり触っていると思うので頑張って説明していきますよ。

さて、シャドウバースの話です。

相手の場に《ファイター》(2/2)と《流浪の傭兵》(3/2)

自分の場に《ヒーリングエンジェル》(2/3)*1

という状況であなたは《ヒーリングエンジェル》でどちらを攻撃しますか?

 

攻撃力の高い《流浪の傭兵》を攻撃してしまいそうですが、正解は《ファイター》です。

《流浪の傭兵》を攻撃した場合《ヒーリングエンジェル》は体力が0になり破壊されますが、《ファイター》を攻撃した場合、体力が1残ります。

 このターンでは倒せるフォロワー数は変わりませんが、《ヒーリングエンジェル》が残ったことにより次のターンで《流浪の傭兵》までも倒せる可能性が高いです。

出しているフォロワーは同じなのに、攻撃の仕方が違うだけで倒せるフォロワー数が違うことに気が付いたでしょうか?

これがアドバンテージなのです!

 

…まだしっくり来ないかもしれません。

今の例の場合、相手は《ファイター》と《流浪の傭兵》の2枚のカードを使用しました。そして自分は《ヒーリングエンジェル》の1枚でそれらと相打ちしましたね。

このような”2枚”対”1枚”の相打ちを続けていけば先に手札がなくなるのは相手です。

手札が無くなってしまうと毎ターン開始時に引いたカードだけで戦うことを強いられます。これはカードゲームにおいて圧倒的に不利な状況なのです。

手札が0枚の自分と4枚の相手、選択肢がない自分より4つの選択肢がある相手のほうが有利なのは誰の目にも明らかですよね。

 このような(自分)1:(相手)2のようなカードの使い方を”1:2交換”と言ったりします。

さらには「自分が有利な交換」を”有利交換”とも言いますね。

場のフォロワーを全て破壊する《テミスの審判》や全体に2ダメージ与える効果を持つ《ジャンヌダルク》などは有利交換がしやすいカードと言えます。

シャドウバースではこの「有利交換をして」、「相手に有利交換をさせない」ということがとても重要になってきます。

 

次回「もっとアドバンテージを稼ぎたい!」

いつになるかな

*1:2/3とは攻撃力が2で体力が3のフォロワーのことを指します。