身切り発射

カードとゲームとカードゲームと。

【シャドウバース】もっとくわしく!”アドバンテージ”

前回の話を先に読んでね!

 

前回の記事でアドバンテージがなんたるか、なんとな~く分かってもらえたと思います。

実は、前回の話ではアドバンテージの中でも”ボードアドバンテージ”とか”ハンドアドバンテージ”っていう種類のものを説明していたんです。

シャドウバースで意識するべきアドバンテージの種類は大きく分けて5つあります、それぞれ説明していきますね。

ぼーどあどばんてーじ?

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”ボード”って日本語で板とか盤って意味です。

シャドウバース(というかカードゲーム全般)ではフォロワーやアミュレットが出る”フィールドのことを意味します。

”ボードアドバンテージ”は「フィールドに出ているカードが多いほうがつよい」ってことです。

自分の場に《ファイター》が1体いて相手の場に同じ《ファイター》が3体いたら有利なのはどちらかは明白ですよね?

結構分かりやすくて無意識のうちにも実感してる人は多いと思います。

 

なんとなくわかったぞ、はんどあどばんてーじ

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 どんどんいきますよ、”ハンドアドバンテージ”です。

”ハンド”ってカードゲーム用語で手札って意味なんですね。

これも簡単です、「手札が多いほどつよい」ってことです。

手札の多さは選択肢の多さ、という話は前回の記事参照ですね。

 

意外と大事、らいふあどばんてーじ

”ライフ”っていうとなんとなくわかると思います、そうですリーダーの体力のことです、0になると負けちゃうやつですね。

”ライフアドバンテージ”、これは「体力が多いほうがつよい」ってことです。

「フォロワー出したいけれど相手のフォロワーを倒さないと負けちゃうからスペルを使うしかない!」みたいな状況になったことある人も多いかと思います。

このときライフがいっぱいあったらフォロワーを出して次のターンに備えることもできるわけですね。

このライフアドバンテージは特に終盤に大事になってきます。

例としては7/9の疾走持ちの《ジェネシスドラゴン》がいるドラゴン相手では「20と19」と「8と7」では同じ1とは思えないほど差があるのは分かりますか?

ここからだんだん難しくなっていきますけど頑張ってついてきてくださいね!

 

なかなか意識しずらい、てんぽあどばんてーじ

”テンポ”ってイタリア語らしいですよ。あ、「速度」みたいな意味です。

シャドウバースのテンポってなんだろうって感じですよね、実はこれ5種類のアドバンテージの中で一番感覚的に理解しにくいんです。*1

 先の3つのように紹介すると、「テンポよくカードを出していったほうがつよい」って感じです。

…正直わかりにくいですよね、ちょっとでもわかりやすいように例を出して説明します。

  • 先行相手1ターン目、《ゴブリン》1/2
  • 後攻自分1ターン目、なし
  • 相手2ターン目、《ファイター》2/2(ゴブリン攻撃)
  • 自分2ターン目、《ヴァンガード》1/2
  • 相手3ターン目、《流浪の傭兵》3/2、《ファイター》で《ヴァンガード》を攻撃
  • 自分3ターン目、《ミノタウロス》2/1

こんな試合展開になったとします、どっちが有利かはなんとなくわかりますよね。

相手:《ゴブリン》《ファイター》《流浪の傭兵》

自分:《ミノタウロス

というフィールドです、ボードアドバンテージは完全に相手が有利ですよね。

何がいけなかったのでしょうか、それが”テンポ”です。

相手は毎ターンPPを最大まで使っているのに対して、自分はPPを使い切れずに弱いカードばかり出していました。

相手が3コストのカードを使うのに自分が1コストのカードしか使わなかったら勝てないですよね。

”テンポアドバンテージ”は、これを失ってしまわないようにデッキの構築段階で意識する必要がある大事なものなんですね。

初心者がやりがちな「コストが高い強カードばかりのデッキ」を作って負けてしまうのもこれが原因なんです。

さらにはコストを最大まで使用していてもテンポアドンバンテージを失ってしまう場合があります、それはドローソースの使用です。

いい例として《魔術書の解読》があります。これは6コストで3枚ドローするというスペルなのですが、6ターン目にこれを発動した場合、ハンドアドバンテージは2枚も稼げるのですがボードアドバンテージはまったく稼げません。この隙に相手に攻められてしまうと一気に戦況が不利になってしまいます。

ハンドアドバンテージだけ稼いでもボード、テンポアドバンテージが稼げていないと負けてしまうんですね。

 

いよいよ最後、みえないあどばんてーじ?

”見えないアドバンテージ”です、こればっかりは特に表記があるとこが見つけられなかったので僕自身が命名しました。”その他のアドバンテージ”といってもいいと思います。

すこし特殊なのですが、わかりやすいのがネクロマンスです。

ネクロマンス4で《ゾンビ》2/2を出す《ルーキーネクロマンサー》はわかりやすいですね、墓地をボードアドバンテージに変換しています。

「ネクロマンス」以外にもドラゴンの「PP数」やウィッチの「スペルブースト」などもこれに当てはまります。

墓地がいくらあっても直接的にアドバンテージにはつながりませんが、ネクロマンスを持つカードをプレイするとボードアドバンテージなどに変換されるわけですね。

 

まとめ

もうそろそろ”アドバンテージ”がゲシュタルト崩壊してきた頃じゃないですか?もうすぐ終わりますよ。

今回5つのアドバンテージを紹介しましたが、「ボードを稼ごうとするとライフを失うし、ライフを守ろうとするとボードが稼げない…」って場面に遭遇することもあると思います。

こんなときは「アドバンテージの重要度」を意識しなければいけません。

短い制限時間の中で重要度を正確に判断するのは難しいですが、これができるようになると勝率はグンと上がってくると思います。

オススメとしては迷ったときにスクリーンショットを撮っておき、後で見返す方法です。

この方法だとTwitterなどで他の人に相談することもできますしね。

「アドバンテージ編」はこれにて終わりです、書きたいことはまだあるので多分続きます。

質問、感想はコメントでもTwitterでも歓迎してますよ!

読んでくださりありがとうございました。

 

次回 未定(書いてほしいことを教えてくれると喜びます)

 

*1:シャドウバースには「テンポエルフ」というデッキがありますが。この記事の”テンポ”とは違うものです。